第9号 |
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 九星気学トラベル風水研究所(第9号) 株式会社タケホープ気学研究室 監修 醍醐虎之介 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ みなさん、こんにちは! まだまだ寒い日が続きますがお元気でしょうか。 立春が明けましたので、メールや掲示板で続々と変化のお便りが届い ております。良いお知らせは大変喜ばしいことですが、立春を期に潜 伏していた過去の凶作用が表面に現われて、急速に環境が悪化したと いう悲しいお知らせもいくつか届いていますね。吉効果・凶作用とも に潜伏していた過去の作用が現われ始めるのは今をピークに2月中で す。この間は一時的に体調を崩すことが非常に多いですから気の変化 に体が慣れるまでは、心は前向きに、体は無理をせずにといった自己 コントロールを行って順調に新しい1年をスタートさせましょう。 ★ 気学基本講座 「吉相家宅の見分け方1」★ これから3月から4月にかけて引越しのシーズンとなりますので、基 礎講座のコーナーでは気学風水的に良い物件か悪い物件かの見分け方 を数回にわたって解説してまいります。九星気学トラベル風水研究所 では祐気取りのための旅行とともに、やはり引越しによる運気向上も 大変重視しております。すでに旅行先や引越先についての吉方の見分 け方は、みなさんかなりご理解いただけて、着々と実践されているよ うですが、せっかく吉方位に引越しをしても家相が悪い物件ですと吉 効果を蓄積することができないだけでなく、あっという間に家宅の凶 作用に飲み込まれてしまい、家族全員が凶体質となってしまいかねま せん。 これではせっかくの吉方位旅行や吉方位引越しが台無しですよね。 そこで運気向上の最後の「詰め」として最低限の家宅風水は施して頂 きたいと思い、ご要望の強かったこの件についてまとめてみました。 風水ブームですっかり家宅風水が有名になりましたが、もちろん家宅 風水だけで運気を飛躍的に向上させることはできません。しかし凶作 用を取り除き、祐気取りや方位取りをして得た祐気を吸収しやすい環 境をつくるためには、やはり家宅に関する風水処理も軽視できないの です。 レイアウトを変えたら健康になった!とか西に黄色いものを置いたら 臨時収入が増えた!というのは理論上間違えではありません。しかし これらの開運は家宅風水をした結果起こった事象ではなく、あくまで も過去に祐気を吸収している人の吉効果を呼び起こすきっかけになっ たのに過ぎず、吉作用が潜伏している状態ではないと、残念ながら運 気の向上は期待できないのです。 ですから今まで同様に、旅行や引越しで祐気を吸収し続けるとともに、 その祐気を早く呼び起こすための手段であり、吉効果を長く継続させ るための手段として、家宅風水を実践していただきたいと思います。 決して家宅風水をしたことに満足して祐気の吸収を怠らないようにく れぐれも注意して下さいね! ★★★ まず、一言に家宅風水といっても見かたがいくつかあって、おおよそ �@ (大視点) 家(マンション)周辺環境の地相 �A (中視点) 庭を含んだ家全体またはマンション全体の家相 �B (小視点) 玄関から内側の生活スペースの家相 �C (局地視点)自分の生活している部屋の家相 という4つの視点から総合的に見なければなりません。 例えば、2LDKのマンションに引越しをして、�Bについて風水処理 をするために、トイレに盛塩を施したり、観葉植物を置いたりして自 分の生活スペースを吉相に変えたとします。 しかしいくら生活スペースが吉相であってもマンションの立地が非常 に強い凶相であれば、生活スペースの風水処理は効果を発することが できません。 とかく風水の出版物では�Bか�Cの局地的な視点にばかり注目していま すが、当研究所で勉強をされる皆さんには、ぜひ�@〜�Cをバランスよ く判断して、見かけだけに満足する「おまじない」ではなく、真に運 気を向上させる「気を蓄積する受け皿」として各ご自宅を見ていただ きたいと思います。 当研究所の家宅風水鑑定でも実際にその場所に行かないとなかなか�@ 〜�Aについては詳しく検証することが難しいといえます。 しかし�@〜�Aについては皆さんでも十分判断ができますので、ぜひご 自身で調べていただきたいと思います。 �@〜�Cのすべてで吉相になる物件なんか滅多に見つからない!と思わ れる方もいらっしゃるでしょう。しかし心配しないで下さい。 もちろん�@〜�Cのすべてが吉相であれば極めて運気の蓄積条件が良い 物件であることは確かですが、実際のところ大きな凶相でなければい いんです。 �@〜�Aは自分の力では風水処理をできない場所ですから、致命的な凶 相であればどうすることもできませんが、大きな凶相がなければ�B〜 �D の部分、つまり自分である程度変更を加えられる部分を吉相に変え �E ることで、運気の受け皿としての意味合いは十分達成できるのです。 �@〜�Aのみならず、�B〜�Cについても致命的な凶相をもっている物件 ですと、風水処理だけではどうすることもできません。�@〜�Cすべて においてそのような状況であれば、冷たい言い方ですが、ずばり「引 越しを考えて下さい。」としかいいようがないでしょう。しかし致命的 な凶相であればたとえローンや財産を失ったとしても引越しをする価 値は十分あるということは過去の例からも実証できますし、自信をも って言うことができます。 もしも今の家が致命的な凶相だったらどうしよう…と少しドキドキし ますが、大切なことですからぜひ調べて下さい。 本格的な説明は次号からと致しますが、まずは�@の家(マンション) 周辺環境の地相について、緊急を要するものについて説明を致しまし ょう。 ★★★ 気の陰陽バランスや気の流れは通常、地磁気計や水蒸気の結晶構造か ら測定します。そして陽の気が集中する場所=吉相は「龍脈」と呼ば れる線上に分布しており、とくにその気が強く吹き出している場所を 「龍脈温点」と呼んでおります。聞いたことのある方も多いでしょう。 となれば当然この龍脈や温点に物件を探せばいいのか!ということに なりますが、この龍脈や温点は通常、繁華街や高級住宅地、神社、学 校などが立地していることが多く、なかなかお手ごろな価格では手に 入らない場所ばかりです。このような場所は皆さん永久的に住みたい ですから賃貸ともなるとなおさら見つける確率は低いと言えます。 風水書などに龍脈状の家を探すべし、なんて書いてありますけど、そ んな簡単に見つかるようなら苦労しないよ!って言いたいですよね。 いずれ龍脈の見つけ方は解説致しますが、まずは現実的な視点で考え て、龍脈とは言えなくても、凶相が出ていない物件かどうかという最 低限の視点だけは身につけておきましょう。 まず最大を5として5段階で凶相の度合いを測った場合に、凶相度5 の地相として3つ挙げられます。 �T 道の行き止まりの家(マンション)=袋小路 �U T字路の突き当たりの家(マンション) �V カーブになっている道の外側に位置する家(マンション) この3つは大凶相です。(凶相度5) 道の突き当たりは陰の気が集中して蓄積する絶好の場所で、五黄殺の ように腐敗の象意を形成する家相となります。そして行き止まりでは ないにせよT字路の突き当たりも気の流れを直接的に受けてしまうた め、暗剣殺のような象意を形成します。道がカーブになっていてその 外縁部、つまり円形部分の外側に位置する家は五黄殺と暗剣殺の両方 の象意を形成する最大級の凶相となってしまうのです。 このような場所に立地している建物の住人は極めて高い確率で病気や 怪我の被害を慢性的に受けており、霊的な被害を受けることも非常に 多い場所です。霊現象と気学の関係はまた改めて解説致しますが、不 特定多数の霊現象(いわゆる自縛霊や浮遊霊と言われるもの)は高密 度で陰の気が蓄積するこのような場所に起こることが多いため、いず れにしても最も凶作用の強い場所であると言えるのです。 上記3つについてはいずれも道路幅が大きければ大きいほど凶作用が 強いですし、カーブが急であればあるほど凶作用が強くなります。 壁や看板などで建物を覆っていたり、玄関や建物の位置が多少ずれて いればある程度凶作用を軽減できますが、玄関などが正面に向いてい るような場合には陰の気が直接的に家の中に入ってしまうので非常に 悪条件であると言えます。 この3つに関してはどんなに�A〜�Cの家宅風水を実践しても、効果は 全く期待できませんので、現在もしもこのような物件に住んでいらっ しゃる方がいらっしゃれば、1日も早く引越しをしていただきたいと 思います。 つぎに �W 狭い三角形の区画に建っている家(マンション) �X 周囲を高いビルに囲まれている家(マンション) �Y 川の近くで土地が水面より下の土地となっておる家(マンション) この3つは凶相度4になりますので、やはり引越しを考えた方がよい 物件となります。三角形の土地は大きな区画で家が何軒も建っている ような場合は問題ないのですが、狭い区画で道路に囲まれている状況 ですと暗剣殺の象意を吸収しやすくなります。分かれ道の先端部分に 建っている家も同様です。このような家は家相が悪いため駐車場にな っていることがほとんどですが、住宅地に行きますとまだまだ存在し ますからこのような物件を選ばないように注意したいところです。 また周囲を高いビルで囲まれている場所や水面下の土地も陰の気が停 滞しやすいため五黄殺の象意を吸収します。 川沿い自体があまり吉相とは言えませんので、最低川幅1つ分は空け て立地したものが望ましいのですが、距離が保てていても土地が水面 下の場合は例え借りている部屋が上層階であっても建物全体に凶相が 帯びてきますのでこれは避けるべきです。 ★★★ まずは第1回ということで大視点部分の緊急を要するものだけお伝え しました。 すでに引越し先を探し始めている方は最低限上記の6つのパターンだ けは避けるようにして下さい。 次号より、より細かい部分について順次お伝えしてまいります。 祐気取り・方位取り同様、家宅風水についてもこれから少しずつ意識 して毎日の生活に取り入れていきましょう。 ★方位表の作り方講座5★ さて、前回お休みをしてしまいました方位表の作り方講座ですが、前 回までで凶方位のほとんどを判断できるようになりましたから、残り は「小児殺」ということになります。 まず「小児」という定義が非常に難しいのですが、古い文献ですと数 え年で何歳まで…なんて、分かりにくい記述をしていますよね。 年齢制限もいくつかの説があって10歳だったり、12歳だったりと 様々です。 私自身、実はこの「小児殺」の考え方に否定的でして、小児特有の凶 作用として小児殺が発見された古来と比較して現代は気を受ける環境 が変化しておりますし、子供といえども移動を頻繁にするようになり ましたから、もはや小児殺の事象というのはほとんど見られなくなっ ているのです。 現在、この「小児殺」を提唱しているのは気学界の中でも一派だけで あり、古くから取り上げられているのでそのままずっと継続している だけのように感じてなりません。すでに中国ではこの「小児殺」の考 え方は廃れておりますので、とりあえず日本に残ってしまっていると いったところでしょう。 小児殺のまわる方位についてはホームページに詳細が記述してありま すが、なぜこの方位なのかについては諸説があるため今回は説明を省 きます。「小児殺」の基本理論では月盤と年盤にそれぞれ回るとされて いるのですが、日本に残っている理論は月盤だけに回るといったとこ ろも差異が生じているのです。 しかし一部の体の弱いお子さんについては小児殺ではないと説明がつ かないという事例も残っていますので、全く影響がないということは 今は申し上げられません。ですから不本意ながらも当研究所において も方位表上には小児殺の記述を残しております。 しかも本来影響が強かった年盤において残しているに留めており、日 本に残る月盤上の小児殺は現状、無視してしまっております。 近くメルマガの基本講座で子供の方位の考え方について特集を組む予 定ですが、とりいそぎ小児殺の考え方としては参考程度に留めていた だき、年齢の考え方も本来は12回目の立春(体内を含めて13回) という考え方、計算が難しければ実年齢で12歳までとしていただけ ればと思います。 ★★★ これで自作の方位表に本命星に関するすべての方殺が記入できました。 あとは吉方位を記入すればまず本命星については方位表が完成いたし ます。 吉方位はこれらの方殺がまわっていない方位で、相生か比和の方位と いうこととなります。 一白水星にとっては三碧・四緑・六白・七赤 二黒土星にとっては六白・七赤・八白・九紫 三碧木星にとっては一白・四緑・九紫 四緑木星にとっては一白・三碧・九紫 五黄土星にとっては二黒・六白・七赤・八白・九紫 六白金星にとっては一白・二黒・七赤・八白 七赤金星にとっては一白・二黒・六白・八白 八白土星にとっては二黒・六白・七赤・九紫 九紫火星にとっては二黒・三碧・四緑・八白 が相生あるいは比和ですから吉方位の候補ですよね。 しかし吉方位よりも方殺の方が威力が強いですから、上記の吉方位に 方殺が回ってしまっている場合は、残念なことに凶方位となってしま います。凶方位より吉方位の方が少ないのはこのためなんですね。 そして方位表に方殺も吉方位もすべて記入をしたら、何も記入をしな かった「空欄」部分が発生します。これは吉でも凶でもない中立の方 位のように思えますが、方殺はまわっていなくとも相剋の星がまわっ ていることには変わりありませんので、やはり凶方位となるのです。 当研究所ではこれを「相剋の凶方位」と呼んでいますが、通常はこの 方位も弱いながらも凶作用を帯びていますので、祐気取りや方位取り には適さない方位としています。 しかし「相剋の凶方位」は方殺のように陰の気が集中した状態とは少 し性質が異なるものであって、実は、相剋というのはそれだけであれ ば単なる関係にすぎないんです。ですから例えば水星の人が土星の相 剋の凶方位へ行く場合などは、お互いの吉星である金星に関連した物 質を身につけることによって相剋の関係を中和してくれるのです。つ まりこの場合ですと、金属製のアクセサリーを多く身につけると凶作 用を大きく軽減できるということとなります。 そして祐気をたくさん吸収して、吉方位体質になった方であれば相剋 関係を中和させる力を持っていますから、凶作用がないばかりではな く、むしろ多少の吉効果も望めるという研究結果もでています。 ということで、使い方によっては吉方位に変わるかもしれないこの 「相剋の凶方位」。これについては次回の方位表の作り方で詳しくお伝 えしましょう。 ★★★ 第9号も以上で規定文字数となってしまいました。 メルマガによってはこの分量でも規定文字数を超えてるとのご指摘を 受けていますので、今後は分量を減らして週1回にするか、配信会社 を絞っていただくかを考えなければなりませんね。 特集を組んでお伝えしたい内容がたくさんあるのですが、分量の関係 でどうしても季節的に必要な内容が先行してしまいますからね。 ずっと原稿を暖めていた水晶特集も次回かその次くらいまでには発表 したいと思います。メルマガの情報量にも限界がありますので、ぜひ とも引き続き掲示板もご利用くださいね! ということで気学についての疑問・質問そして体験記などでしたら、 ぜひともお待ちしておりますので、何かございましたら、 掲示板 http://6610.teacup.com/tora/bbs かメール take-hope@nifty.com にてご連絡下さい。 またメルマガのバックナンバーについては九星気学トラベル風水研究 所のホームページにて閲覧ができますので、こちらも合わせてご利用 下さい。 ★ 最後にちょっと宣伝させて下さい!★ 地方中心の世界地図がとうとう発売を再開致しました!! しかし著作権の関係で値上がりを余儀なくされています。しかし効果 の大きい海外の祐気取り地図ですから、ホテルの食事を1回減らして でもぜひともご利用いただきたいと思います。 それでは次回、お会いしましょう!さようなら!!
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