第5号 |
*********************************** 九星気学トラベル風水研究所(第5号) 株式会社タケホープ気学研究室 監修 醍醐虎之介 *********************************** みなさんこんにちは!九星気学トラベル風水研究所の醍醐です。 さてさて、本格的な冬になってまいりましたね。どんなに不景気でもどんなに 政情不安定でも、冬はいつものようにやってくるんですね。自然の力って本当 にすごいです。 気学上、自然に逆らって生きていると必ず体内の気を不安定にさせて凶作用を 帯びてしまいますから、冬は嫌だ〜という方も、ちょっと意識を変えて気持ち よく季節を受け入れるようにしてあげましょうね。 12月は何といっても大掃除。気学の年変わりは2月ですから1年の厄落とし という意味ではちょっと早いのですが、社会的には仕事納めをして初詣をして お年賀の挨拶をして…、といった年変わりの行事がありますから、社会的な季 節の流れに逆らわずにこの時期に大掃除をすることは厄落としとしての意味が 十分あるんです。 ですから必ずしも旧暦に合わせて元旦に何もしない、というのではなくて現 代に生きている以上、現代の流れに合わせつつ、その中でうまく気学を取り入 れていきたいですね。12月30日までに大掃除をして松飾りをして、節分の前 には簡単な掃除をすれば厄落としは万全です! 海外在住の方も大掃除だけはして現地の年越行事に参加しましょう。また年末 年始に海外旅行に行かれる方は、できれば出発前に大掃除を済ませておき ましょうね。 それでは本題に入りましょう。 ★基本のおさらい講座★ 今回は方位学で使われる8方位にはそれぞれどのような特徴があり、吉方位で 使った場合にはどのような効果があって、凶方位で使うとどのような影響がで てくるのかを復習しましょう。 まず基本的に、吉方位をとった場合には全体的な運気が高まり、凶方位をとっ た場合には全体的に運気が下がってきます。気学というのは相生の方位の気を 取り入れることによって五感と第六感を正常以上(潜在域)に働かせて、運気 という形で環境を操作する学問ですから、相生(つまり吉方位)であればどの 方位でも全体運は上がってきます。 しかし方位にはそれぞれ特徴があるため、全体運があがることとは別に、この 特徴の部分がさらに影響してくるんですね。 この方位別に現れる特徴のことを“象意(しょうい)”と呼びます。 ですから吉方位をとると、全体運と象意ごとの運気の両方が得られるんです。 基本的には全体運が上がっていけば、すべてに関連していますからほとんどの 願望は達成できるんです。もちろん象意ごとの運気も上げておくと即効性と具 体性をもちますから効率は良くなりますが、あくまでも運気というのは全体的 にあがっていくものですから、あまりこの象意にのみ固執しすぎないようにし て下さいね。 その点を踏まえた上で象意の取り入れ方をご説明しましょう。 まずは吉方位としてとった場合の効果です。 ★北方位(または一白水星の廻る方位)の吉効果 内臓系の病気を回復させて健康になる 血行が良くなり冷え性や血液系の疾病を治癒する 不妊症を解消し、子宝に恵まれる 生殖機能を高めセックスを楽しめる 親子の関係を良好にする 集中力と知識の吸収力を高める 隠しごとがばれないようにする ★東北方位(または八白土星の廻る方位)の吉効果 不動産運を高める 親族の関係を良好にする 貯蓄を増やす 悪性の病気を回復させる 遺産相続のトラブルを回避する 相続問題において有利な結果になる ★東方位(または三碧木星の廻る方位)の吉効果 気力を充実させ、瞬発力をつける 物事をスムーズにスタートさせる 新しいことにチャレンジして成功する 語学力、情報収集能力を高める 新しい恋人と出会う 饒舌になり明るい性格になる 元気な子供に育つ ★東南方位(または四緑木星が廻る方位)の吉効果 友人から恋人の関係に発展する 恋人から婚約者の関係に発展する 結婚をするにあたってスムーズにことがすすむ 契約ごと全般がスムーズにすすむ 人間関係が円満になる 友人がたくさんできる 女性としての運気を高める 事業・商売がスムーズにすすみ収入が増える 勝負ごとに対して直感が働く ★南方位(または九紫火星が廻る方位)の吉効果 潜在能力を高め、隠れている才能を掘り起こす アイデアが湧き、企画能力が発達する 思考速度が上がり、判断力が増す 女性の外見的な美しさをつくる ダイエットに成功し、プロポーションを整える 将来の目標が見つかる ★西南方位(または二黒土星が廻る方位)の吉効果 忍耐力や堅実性が身につく 精神的な病気を回復させ、健全な心になる 優しく家庭的な性格になる 嫁姑の関係を良好にする 上司にかわいがられる 部下に慕われる ★西方位(または七赤金星が廻る方位)の吉効果 お金のまわりが活発になり、収入が増える 事業・商売が活発になり売り上げが伸びる 自分に適した趣味が見つかり楽しめるようになる 異性との交流が活発になり、遊びの機会が増える 性格が陽気になり仲間ができる 集団で行動することに抵抗がなくなる ★西北方位(または六白金星の廻る方位)の吉効果 名誉・名声・地位などを得ることができる 良い就職先が見つかる 自分の才能を活かせる職業が見つかる 受験で志望校に合格する 男性としての運気を高める 次に凶方位としてとった場合の影響です。 基本的には吉方位の効果の逆の象意が出てきますが、それに当てはまらないも のもありますのですべてを列記しますね。 ★北方位(または一白水星の廻る方位)の凶作用 内臓系・血液系の病気になる 不妊症になる 生殖機能が低下する 親子の関係が悪化する 集中力と知識の吸収力が低下する 隠しごとがばれる 水難事故に遭いやすくなる ★東北方位(または八白土星の廻る方位)の凶作用 不動産に縁がなくなる 親族の関係が悪化する 貯蓄を使い果たす 悪性の病気になる 遺産相続でトラブルが起こる 相続問題において不利な結果になる 風邪を引きやすくなる ★東方位(または三碧木星の廻る方位)の凶作用 気力がなくなり、やる気がなくなる 物事のスタートで問題が起こり、進行が停滞する 新しいことにチャレンジしても失敗に終わる 言葉・情報に疎くなる 噂話のたねにされる 詐欺にあったりだまされやすくなる 異性との出会いの機会が減る 内向的な性格になる 内気な性格の子供に育つ ★東南方位(または四緑木星が廻る方位)の凶作用 恋人と別れることが多くなる 婚約を破棄されたり、結婚前にトラブルが起こる 契約ごとでトラブルに巻き込まれる 人間関係が悪化し、孤立する 友人がなかなかできなくなる 女性らしさが失われる 事業・商売に失敗する 勝負ごとに対して常に悪い結果となる ★南方位(または九紫火星が廻る方位)の凶作用 本来の能力が発揮されない アイデア力、企画力が落ちる 思考速度が鈍り、判断力が悪くなる 女性の外見的な美しさが失われる ダイエットをしても変化が見られなくなる 将来の目標を見失いやる気がなくなる 裁判・訴訟などの問題に巻き込まれる 離婚や離縁などの問題に巻き込まれる ★西南方位(または二黒土星が廻る方位)の凶作用 忍耐力がなくなり、ものごとにムラがでる 精神面での病気になる 家庭的な優しさが失われる 嫁姑の関係が悪化する 部下や上司との関係が悪化する 保守的でケチな性格になる ★西方位(または七赤金星が廻る方位)の凶作用 お金のまわりが停滞し、支出が増える 事業・商売が停滞し、支出が増える 趣味やレジャーが楽しめなくなる 異性に溺れてしまい見境がつかなくなる 性格が派手で大雑把になる 集団で行動すると自分を忘れた行動をとってしまう 余計な一言が原因で失敗する ★西北方位(または六白金星の廻る方位)の凶作用 名誉・名声・地位などが失われる 就職に恵まれない 自分の本意とする職業が見つからない 受験に失敗する 男性としての運気が低下する これ以外にも象意の例はありますが、主だったものは上記のようなものになり ます。ある程度状況にあわせて応用解釈していただきたいと思います。 前述のとおり運気というのは全体で上下しますので、象意ばかりを気にしすぎ ることは望ましくありません。しかし、金運が非常によいのに結婚運が極めて 低いといった極端に運気の差が現れている場合などは、象意に合わせた祐気取 り(方位取り)も必要といえるでしょう。 また全体的な運気を上げるにしても、まずは東南で人間関係を上げてから西北 で就職運と名声運、最後に西で金運といった人生設計に合わせた順番というの もプランニングできますが、各方位というのはそれぞれ効果が現れ始めるのに 時間のずれがありますので、この順番どおりにいかないことがあります。 効果の現れる時期については、ホームページの下記の部分に説明しております ので参考にして下さい。 https://dev.take-corp.com/page20.html しかし、これはあくまでも顕著に現れやすい時期であって、九星の位置関係に よってこれより早く効果がでる場合もありますので、結論をいうと象意の順番 にあわせて祐気取り(方位取り)をしても順番どおりに効果が出てこないこと があるということで、取れるときに取れる方位に!いう意識で良いと思います。 逆にあまり象意にこだわらなくても吉方位体質が完成すれば自然に足りない方 位に呼ばれていきますので、全体運が上がったらあとは自然の成り行きに任せ るというのが一番ですね。 ★方位表の作り方講座2★ 続いて方位表の作り方講座です。 前号で遁行について勉強しましたが覚えていますか? 遁行の説明によって年盤・月盤と日盤とでそれぞれ星の廻り方が異なるという ことはご理解いただけたと思います。 そして何年何月何日の中宮にはどの星が廻っているということも調べることが できますよね。例えば本日、2001年12月16日は 年盤で八白土星 月盤で一白水星 日盤で二黒土星 が中宮に廻っています。よろしいですか?これは市販の本で見つけられると思 います。 そこで今回はこの中宮に廻っている星をもとに各方位には何の星が廻っている かを説明しましょう。これを理解すると吉方位と凶方位の正体が明らかになる 大きなヒントとなります。 これは理論よりも結論から申し上げますね。 ずばり表にまとめると以下のとおりとなります。 中宮 北 東北 東 東南 南 西南 西 西北 一白水星 6 4 8 9 5 7 3 2 二黒土星 7 5 9 1 6 8 4 3 三碧木星 8 6 1 2 7 9 5 4 四緑木星 9 7 2 3 8 1 6 5 五黄土星 1 8 3 4 9 2 7 6 六白金星 2 9 4 5 1 3 8 7 七赤金星 3 1 5 6 2 4 9 8 八白土星 4 2 6 7 3 5 1 9 九紫火星 5 3 7 8 4 6 2 1 なんだか数字がたくさん並んでて、拒絶反応を起こしそうですね。 この数字はそれぞれ九星を表します。6は六白金星、4は四緑木星といった具 合に。 これは年盤、月盤、日盤に共通して、それぞれ中宮にどの星が廻ったかによっ て それぞれの方位にどの星が廻るかが調べられるようになっています。 つまり2001年12月16日ですと、 中宮 北 東北 東 東南 南 西南 西 西北 年盤:八白中宮 4 2 6 7 3 5 1 9 月盤:一白中宮 6 4 8 9 5 7 3 2 日盤:二黒中宮 7 5 9 1 6 8 4 3 ということになります。 これが翌日の12月17日になると、 年盤と月盤は変わりませんので、 日盤:一白中宮 6 4 8 9 5 7 3 2 となりますよね。 12月は陰遁の時期ですから、二黒土星から一白水星へと数字が下がります。 ですから中宮さえ調べられれば、自動的に各方位にどんな星が廻っているかが すぐにわかるわけなんです。 ここまでよろしいですか? ここでもしつまづいてしまった場合は、前号のメルマガをもう一度読み直して ください。中宮にどの星がまわっているかを計算するのに自信がない方は市販 の本 (高島暦や九星別の運勢の本など)に載っていますからそちらを見たほうが確 実ですね。 そうすると2001年12月16日に北へ行く場合には、年盤で四緑木星が廻って いて、月盤で六白金星が廻っていて、日盤で七赤金星が廻っているということ が一目瞭然なのです。 前号のメルマガで遁行の法則は 中宮⇒西北⇒西⇒東北⇒南⇒北⇒西南⇒東⇒東南⇒中宮 であると述べましたが、実はこれは陰遁だったんですね。これを表にすると先 ほどのようになるわけです。 ですから12月27日を過ぎて陽遁になると、 中宮⇒東南⇒東⇒西南⇒北⇒南⇒東北⇒西⇒西北⇒中宮 と動くことになります。 いずれにせよ、先ほどの表をあてはめることには変わりありませんのでこの表 はどこかにメモしておいて下さいね。 さてこれでいつどの方位にどの星がまわっているかがわかるようになりました。 少し勉強をしてきた人はこれでもう方位表が作れてしまう人もいるはずです。 続いてこの各方位が吉方位なのか凶方位なのかということになります。 ここで初めてみなさんの本命星(月命星)によって違ってくるんですね。 そして相生・比和・相剋の関係が大きく関わってきます。 つまり先ほどの2001年12月16日の北の場合も 年盤の四緑木星、月盤の六白金星、日盤の七赤金星が吉方位なのか凶方位なの かは人によって違ってくるということなんです。 ここで一気に説明!といきたいところですが、ここからも非常に細かい約束事 が出てきますので、まずは宿題をやっていただき、次回にその説明をしたいと 思います。 宿題はずばり、次回までにホームページの凶方位の種類の欄 https://dev.take-corp.com/page14.html を見て、凶方位の特徴を再度おさらいしてほしいということです。 これを読むと方位表を完成できる人もいると思います。詳しくは次号で解説い たしますので、先ほどの表を念頭において凶方位の特徴を理解してみましょう。 ★第4回コラム 〜実家回帰軽減〜 前回お休みしましたコラムですが、年末年始に向けて急いでお伝えしなければ ならないことが1つありますので、最後にまとめてみました。 方位についてひととおり学んでいくと、ひとつ大きな疑問にぶつかります。 それはたとえ実家であっても凶方位だと帰ることができないのか、ということ です。 一般の気学書ではこのことに言及しているものはありませんので、忠実に守る と毎年帰省していた人は吉方位にだけしか帰省できないものととらえなければ ならなくなります。また実家に帰って出産をしたいという場合でも大きな不安 を与えかねません。 実際のところどうなのでしょうか。 九星気学トラベル風水研究所は実家で出産した数多くの例を参考にその凶作用 について検証してきました。そうするとひとつの例外もなく、ある特定の法則 が見つかったのです。 それは、実家に戻る場合はその方位が本命殺と本命的殺の場合は凶作用を受け ないというものです。 これは生まれ育った場所に気の痕跡が残っており、生まれたときの星(本命星) と同じ星である本命殺とその対極である本命的殺に関しては方殺に飲み込まれ ることなく本命星と気を同化させるからなのです。 本来、自分の星と同じ方位に行くのに凶方位になるという考え方ついて疑問 視されておりました。しかし、本命殺(本命的殺)は一時期の輝きを放って能 力を発揮することがありますが、次第に星の凶作用に飲み込まれて環境から孤 立してしまい、自分自信を見失ってしまうという凶作用がでることが発見され て以来、方殺として扱われてきたのです。まさに実家に戻る場合にはこの“方 位に飲み込まれる”という象意が現れないのです。 まだ詳しいメカニズムはわかっていませんが、この2つの凶方位だけは回避 できることは確実であり、これを当研究所では“実家回帰軽減”と呼んでいま す。 また相剋の凶方位についても影響がないことや、五黄殺や暗剣殺、歳破につい ても凶作用が軽減されている例が報告されており、まだ実証されていませんが 実家に戻る際にはなんらかの気の変化が起こっていることは明らかなのです。 今後、実証例が蓄積してくると本命殺や本命的殺、相剋凶方位以外でも取って よい凶方位が出てくるかもしれません。今一番可能性が高いのは小児殺でしょ う。 ですからまだ帰省も毎年となるとまだまだ危険が大きいものの、五黄殺、暗剣 殺、歳破の3つを除けば帰省することができますので、選択肢は広がってきた と言えます。 しかしこれはあくまでも実家が生まれ育った場所であることが前提であって、 実家が引越しをしていたり実家の家族構成が大幅に変わっている場合などはま だ凶作用を受ける可能性が残ってるため実証が必要です。 また、このことは海外へ長期滞在したあとの帰国の場合にも考えることができ るため、現在サンプルを集めて研究をすすめているところです。 気学はまだまだ解明されていない部分の多い学問ですので、これから新たな理 論が次々と生まれてくると思います。 今確立されている理論も実証がされてはいるものの、場合によっては例外が起 こることもありうるのです。 まずは上記の“実家回帰軽減”については公に公表しても間違いなく問題がな い理論であるといえるため今回、年末年始の帰省シーズンを前にして発表させ てただきました。 今後もさらに研究を重ねてより具体的に理論化を計って生きたいと思います。 もしもみなさんも実家に帰ったときの影響について何か気がついたことがあり ましたら、ぜひとも研究所までご一報いただきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 さあ、今回も紙面をいっぱいに使ってお送りいたしました。
これから年末に向けて道路も電車も混雑してきます。くれぐれも事故にだけは 気をつけてくださいね。 では第5号のメルマガはこの辺に致します。 少し早い挨拶ですが良いお年を!
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