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21.方位取り(祐気取り)先でのアクション

 次に方位取り(祐気取り)を行なう際に、どのような行動をとると効果が高いかをご紹介しましょう。 

 基本的には吉方位に行って、できるだけ長時間その場所にいさえすれば「気」は吸収できます。居住地から遠ければ遠いほど「気」の差が大きくなるため、働きかける影響力も大きくなります。そして吉方位の範囲の中でなるべく中心に行くことも忘れては行けません。そんな基本を踏まえた上でさらに効果をあげるアクションとしては、何といっても「温泉」が一番でしょう。温泉は大地の「気」を非常に高密度に吸収している「気」の集合体であるため、飲むのももちろん良いですが、ゆっくりと時間をかけて浸かるだけで体中に吉方位の「気」を吸収することができます。特に海外旅行のような遠距離旅行ができない場合には、たとえ距離が近くても吉方位の温泉であれば近距離の海外旅行と同様の効果を得ることができます。たとえ日帰りでも結構ですのでこまめに温泉へ足を運ぶことをおすすめいたします。
 

 また水に関連して他の例を挙げると、涌き水の出る場所や神社などで現地の水を汲み取る「お水取り」がおすすめです。現地で取った水をその場で飲んでももちろん良いのですが、もって帰ってきて毎日飲んだり、お風呂に使ったりする方法も効果的です。これは風水アクションとしては古来より用いられている方法で、吉方位体質を形成するのに非常に効果が高い方法なのです。海外旅行のような爆発的な効果は現われないものの、まずは吉方位の体質をつくり、「魔」を回避させることによって今後の祐気取りがスムーズにできるようになるので、時間がなくて海外旅行などに行く機会がないという方はこの「お水取り」か、またはその場に行かずとも方角と日付さえ吉であれば誰かに水を取ってきてもらい、それを毎日使ってもかまわないのです。

 「気学」には年盤・月盤・日盤以外に時間についてもその法則をもっており、この「お水取り」について詳しく書かれた著書には水を汲む時間まで指示しているものもありますが、よほど重い病気で抵抗力がないという方以外は時間盤までは気にする必要はありません。ただ万全を期するのであれば日盤くらいまで考慮して「お水取り」をすればまず吉方位体質を作るという意味からすれば完璧でしょう。

 日盤まで考慮に入れて「お水取り」をしたいという方は、最後の注文コーナーで日盤表をお求め下さい。ただ
1点注意していただきたいのは、水というのは川や涌き水のように動いている間は「気」を含んでいますが、ペットボトルにつめたり水槽にいれたりしてその動きを止めた瞬間からその「気」が徐々に薄れていきます。ですから「お水取り」をしたらできだけ早く使うとともに、何ヶ月も前に採取したミネラルウォーターなどからはその「お水取り」効果は得られませんので、最長でも効果の残っている13日以内に使うようにして下さい。
 

 次に「お水取り」に類似したもので「お砂取り」というものがあります。これは「お水取り」同様、吉方位で砂を取ってきて自宅の畳の裏や庭に蒔いたり、袋に入れて鬼門・裏鬼門に置いたりするものなのですが、砂にはその場所の「気」が長い年月を経て吸収されているので、きれいな砂であれば高い効果を得ることができます。特に「気」の力が強く龍脈上に建てられることの多い神社や、日当たりと風通しの良い場所などの砂が適していますが、お墓の近くや湿気の多いところなどは避けるようにしましょう。

 また土は砂とは異なる物質であって、様々な「気」が混ざりますので土は絶対に取らないで下さい。海外などからもち帰えるときも、土は検疫上輸入禁止なのですが、砂は学術上岩石の部類に入りますので少量であれば持ち込むことができます。たくさん太陽の日を浴びた砂などは家(部屋)の東南方向に置くと吉効果が高いのでぜひ海外に行った際には試して下さい。
 

 その他、吉方位での産物を食べたり自然に触れたりといった「気」にたくさん触れられそうなアクションはすべて効果があります。海にも山にも「気」はたくさん存在していますが、特に海ではできるだけ裸足で砂の上を歩くようにすると、大地からの「気」を吸収できるだけでなく、悪い「気」を逃がすアースのような効果がありますので、「海に入るのはちょっと…」という方もこれだけは試してみましょう。また、わざと雨に濡れるというのも手っ取り早く「気」を吸収する方法ですので、海外でスコールに遭った場合など風邪を引かない範囲でわざと濡れてみても良いと思います。
 
さらにスキー場などで雪に触れることは「お水取り」と同じ効果がありだけでなく、太陽の光をたくさん反射するため非常に「気」を多く吸収致します。このように「気」に触れる機会は探せばいたるところにありますので、自分の趣味に合った場所で楽しみながら試していただきたいと思います。
22.「本命」と「月命」があらわすものへ
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