九星気学・風水研究所  トップページへ戻る

13.吉方位の種類
 「気学」では吉方位であっても凶方位であってもその方位に行くことを「方位を取る」といいます。吉方位を取るためには、年盤あるいは月盤において相生となる方位に移動すればその効果を得ることができます。

 相生の「星」を厳密に分類すると、恩恵を与えてくれる関係の「親星」、恩恵を与える関係の「子星」、自分を高めてくれる関係の「比和星」の
3種類があります。原則的にはどれも同じ吉方位の「星」として解釈して良いのですが、やはり「親星」の方がストレートに効果が現れる傾向が強いでしょう。その分、吉効果が発生するまでの潜伏期間にちょっとしたアクシデントが起こることがあります。これを「好転反応」と呼びますが、特に多い例として、病気の人が「親星」の方位取り(祐気取り)によって快方に向うときに、方位取り(祐気取り)の直後に一時的にその病気が悪化する例が報告されているのです。この「好転反応」はそれまでの運気が非常に低い人などが、「気」の力の強い「親星」を使う場合に起こる体内反応のようなもので、あくまでも一時的な反応ではありますが、過去に凶方位をたくさん使って、体内に悪い「気」が充満している人はこのような多少の反動が起こることは覚悟しておいて下さい。どちらにしても運気を高めるには最短の方法であることには変わりありません。

 一方、「子星」の方位取り(祐気取り)は「親星」のようにはストレートに効力を現わしません。「親星」からは受動的に運気を吸収するのに対して,「子星」に対しては能動的に運気をつかみにいきますので、方位取り(祐気取り)後は活発で前向きになり、その結果として運気が高まってくるような特性を現わします。こちらもあまりにも今までの運気が低ければ、最初のうちは活発になった自分自身に対して疲労を感じる一面もありますが、すぐに体が慣れて運気を吸収しやすい体質になることができます。
 最後に、同じ「五行」どうしの「比和星」を使った場合の効果ですが、こちらは3つの吉星の中で最も自然な体質改善といえます。「五行」が同じですので異なる「気」とぶつけ合うことがないため即効性はありませんが、本来自分自身がもつ「気」の弱っている部分に働きかけ、本来の力を取り戻してくれる効果があります。また、弱った部分だけでなく「気」全体の運気も高められるため自分らしさが出て内面から輝き出し、凶運を寄せ付けないといった体質を手にいれることができるのです。
 一般に吉方位はどれも同じ扱いをする流派が多いのですが、効果の出方が上記のように異なっていることから、当研究所では目的によっては使い分けることを理想とします。しかし、ただでさえ少ない吉方位ですから、よほど運気の借金が多い人(今まで、凶方位にたくさん行ってしまった人)か急いで効果をだす必要がある人以外は気にする必要はありません。

14.凶方位の種類へ

もくじへ

このサイトはNetscape4.0、Internet Explorer4.0以上でご覧頂くことを推奨いたします

Copyright (C) 2001 TakeHope Corporation Ltd. All Rights Reserved.