(刻盤販売に関する注意事項)◆必ずお読み下さい◆
※「時盤」という表現をするケースもありますが、弊社では「刻盤」という表記に統一しております。
『刻盤』は今まで一般販売はせずに特殊な鑑定を必要とする際に社内資料として取り扱ってきましたが、皆様からのご要望が非常に強いため2004年度よりレイアウトを整備して販売をすることと致しました。ただし『刻盤』を使用する場面というのは限られており、間違った解釈をしてしまいますと効果を引き出すことができないため、使用方法をご理解頂ける方にのみ販売をさせて頂きたいという当研究所の方針のもと、ご購入いただく前に注意事項を記載させて頂きました。
通常、九星気学トラベル風水研究所では『年盤』『月盤』『日盤』の3つの盤を使って祐気取り・方位取りの計画をするように指南しており、特に大きく運気を高めるためには『年盤』と『月盤』を中心とした方位の吉凶を重視するようにすすめてまいりました。そして、契約・移動・デートなど重要な場面において合わせられる範囲で『日盤』の吉方位を合わせることで吉効果の顕現を早めるようにします。いわば、『年盤』と『月盤』で運命の方向性を決め、『日盤』において瞬発力を高めたり微調整を行なうといった役目を果たしていると言えます。
一方で、仕事や育児などの理由から長距離・中距離の祐気取りができないという方が多いのも事実で、その方々からは近場の祐気取りであっても少しでも高い効果を得るために『日盤』だけでなく、吉方位の時刻も合わせて祐気取りを行ないたいという要望を長年受けておりました。
また気学鑑定をご依頼された経験のある方の中には近場のお水取りを吉時間に合わせて行なうという方法を行なっている方がたくさんいらっしゃいます。最近は「お水取り」がブームとなって時刻にも吉凶があるということが知られるようになってから特に時間帯を意識する方が増えたように思えます。
しかしこの時刻の吉凶を合わせる方法というのは、基本的に大昔の祐気取り・お水取りのやり方であって、平安時代から江戸時代にかけてまだ日常生活ではほとんど移動をしない時代に効果のあった方法と言えます。この頃というのは交通機関がありませんから外出をするといっても原則的には居住地域から出ることはありませんでした。長距離の旅行といっても一生に一度のお伊勢参りがせいぜいであって遠方の気を受けるということは皆無に等しい時代ですから、そのような環境に身を置いていれば近距離のお水取りや刻盤(時間ごとの吉方位)の微妙な変化に対してもある程度敏感に反応ができ、もともと気の変化を受けていない体質でもあることから、微細な気の変化に対しても効果を発することができたのです。
一方、現代社会は通勤だけでも江戸時代で言うところの旅行に近い移動をしておりますし、電車や飛行機で移動することが当たり前の時代です。刻盤の微細な吉作用では、なかなか反応しない体質が出来上がっているのです。そのため通常の人の場合、刻盤を使うような場面はほとんどありません。そのため、もしも通常の生活をしており、『年盤』『月盤』『日盤』の3盤を使った祐気取りが実践できているのであれば、特に『刻盤』をお求め頂く必要はないと言えます。逆に『刻盤』が手元にありますと僅かな影響しかない時間帯ごとの方位の吉凶についても気になってしまい、例えば『年盤』『月盤』『日盤』で吉方位という極めて有効な吉方位に旅行をするチャンスにめぐり合っても、たまたま刻盤において凶方位であるということから、その凶方位が気になってしまい、せっかくの3盤吉方位の効果を引き出しにくい心理状態を自ら作り出してしまう可能性があります。実際には3盤で吉方位が重なっていれば刻盤に関係なく強い吉効果を得ることができますから、わざわざ快晴の空に自ら暗雲を発生させる必要はないのです。
それでは九星気学トラベル風水研究所で今まで非販売ではありますが、『刻盤』を使い続けていたのはなぜでしょうか。
それは『刻盤』を必要とする特別な方がいらっしゃるからに他なりません。その必要とするケースとは、
�@体調を大きく崩し、今まで自宅周辺からほとんど移動ができなかった方がお水取りなどで近距離の祐気取りを行なう場合
�A試験や面接、プロポーズといった人生に重大な影響を及ぼす短期間の出来事が控えている場合
�B宝くじの購入など極めて低確率な勝負事において一攫千金を狙う場合
などが当てはまります。
�@の場合には吉方位が吉時間帯になるときに家を出るようにして、現地で吉時間となるタイミングでお水取りを行います。古来より行なわれてきた祐気取りの元祖というべき方法と言えるでしょう。このとき吉時間に家を出たら駅の方位や駐車場の方位に関係なくまずは最初の5分くらい吉方位へできるだけまっすぐ歩いて行って下さい。その後近くの交通機関を使って目的地に向かいます。その際には経路の方位が吉方位からずれても結構です。もしもその日の吉方位と駅の方位が反対方向である場合には、可能であれば吉方位にある駅まで歩くことができると良いでしょう。
一方、�Aの試験や面接についてはある程度の実力が備わっていることが前提となり、プロポーズや告白という行動においてもやはりある程度の可能性は必要です。そのような状況下において刻盤を吉方位に合わせることができればボーダーライン上の微妙な駆け引きに際して運気を自分に引き寄せることができます。上記の場合、できる範囲で吉時間に合うように調整をしますが、試験のように時間が選べない場合には試験会場に到着する時間を吉時間に合わせるようにして下さい。
そして�Bについては、何百万分の一という極めて確率の低いギャンブルにおいて、少しでもその確率を高めるために取る方法となります。しかし、吉方位の気を受けて確実に当選確率は上がるものの、必ず当選するというものではありませんのでご注意下さい。例えば4つの盤を用いて確率が10000倍に跳ね上がったとしても、百万分の一の10000倍ではまだ百分の1(=1%)の確率です。その点を十分ご理解の上、趣味の範囲内でギャンブルを楽しむように約束して頂きたいと思います。
この�Bについてはさらに特記しますと、2002年12月に日本テレビ系の番組『スーパーテレビ』で『ジャンボ宝くじで1等を当てる秘訣』という特集番組が放映されました。この放映以降、さらに気学の存在が有名になり当研究所にも問合せが急増したのですが、まさしくこの番組で紹介されていた「1等3億円を2回当てた兄弟」というのが、番組の中でも気学に基づいて吉方位の宝くじ売り場に刻盤まで正確に合わせて買いに行くというものでした。その後、この兄弟が3回目の1等当選を引き当てた雑誌記事が出たことを知る人も多いでしょう。この他、3億円とまでは行かないものの、当研究所のご利用者で宝くじの高額当選をされた方は何人もいらっしゃいますので、確かに『刻盤』まで使った宝くじ購入は有効な方法であることはわかります。しかしこの番組でもご紹介されていたとおり、彼らが3億円を3回当てるまでには時間のあるときには頻繁にお水取りを行って、いわば「人生をかけた努力」をされておりました。本人にインタビューをしたときに『この方法で確実に宝くじを当てられるとわかっていても、ずっと継続することのできる人は非常に少ないでしょう』と申しておりました。何百万分の一という勝負に挑戦する際にはそれだけ根気良く実践する必要があるのですから、いくら気学の力を借りたとしても、そう簡単には当選できないということがおわかりいただけると思います。
上記の目的のために刻盤をお使いになるのであれば必ず実践者に良い影響を与えるでしょう。その方々にはスタッフ一同願いを込めて喜んで刻盤データをお届け致します。
ただし、日本は明石市を基準にしたグリニッジ標準時によって時刻が決められておりますので、例えば正午(12時)を例にしますと、明石市より東に在住の場合は日本の時報で案内する12時よりも早く実際の正午が訪れますし、明石市よりも西に在住の場合には日本の時報よりも遅く正午が訪れることとなります。皆さんのお住まいが日本の標準時よりどれくらい前後しているかは、刻盤と一緒に添付します時差表をご覧頂ければお分かり頂けるように致しますが、例えば2013年2月4日の東京は5分早く正午になりますので、午前11時55分が実際の正午となります。刻盤上では標準時で記載をしておりますので、午の刻を示す11:00〜13:00という表記は2013年2月4日の東京では10:55〜12:55と修正して解釈をしなければなりません。非常にわかりにくいですが、重要なことですので注意して下さい。
尚、「2015年度刻盤」は2015年2月4日〜2016年2月3日までの1年分すべての日を2時間毎の吉凶を表にまとめ、日本全国および世界の主要都市の時差を表にまとめる作業が伴っているため100年方位表や日盤と比べると価格も高く設定せざるを得ません。そのため本当に必要としており有効に活用頂ける方にだけお求め頂きたいと思います。
刻盤サンプル.pdf へのリンク
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