ブレスレット修理

パワーストーンショップの選び方

TOPICS はじめに

〜それぞれのお店の特長やコンセプトに合わせて〜

「パワー注入をした石」 とか 「AAAAA」 のようにAをいっぱいつけていると高くても買ってしまいますよね・・・ しかしながら パワーストーンにはダイヤモンドのような世界基準がないため実際にはAAAAAのようなランクはお店が自由に付けることができます。また本来パワーは人に入れてもらうものではなく自分で石を育てるものだと言われています。(水晶工房の品質基準は統一をしています。
こちらを参照下さい→パワーストーンのランク表示

さらに日本には人工的に染色をしたパワーストーンが大量に出回っており、ブラックオニキスの99.9%は硫酸で化学反応を起こして黒く着色をさせているのが現状です。
ラピスラズリも染色をして売られることの多い石の1つですが、割って中を見てみないと完全に天然かどうかはわかりません。
(下の写真は水晶工房のラピスラズリ。中を割って見ると染色していない天然の姿であることがわかります。)

また、最近では「天然水晶」と書いてあってもパワーストーンではない水晶が大量に出回っています。「天然」と書いてあるだけで安心ができないのが実情です。

日本には素敵なパワーストーンショップがいっぱい!
海外旅行のときにおみやげとしてパワーストーンを購入する方が多いですが、人工石や偽物(他の安価な天然石)が使われていることが多いので要注意です。 一方、日本国内の場合には厳しい日本の目で選んでいるので、良い石を扱うお店がたくさんあります。(人工石のお店は減ってきましたが、着色・樹脂加工をしたお店は増えてきましたのでその点は注意が必要です。) それぞれお店によってコンセプトが異なるためご自身の目的に合ったお店を探して下さい。水晶工房も得意としていること・苦手としていることがあり、他店の方が優れている点もあると思います。 大切な買物ですからゆっくり楽しみながら比較をしてみて下さい。水晶工房はファッション性の高いパワーストーンが苦手ですが、人の手を加えていない天然のままの姿の石は得意です。 原産地直送なので完全天然石としては間違いなく安くご提供できていると自負しております。

【水晶工房の7つの特長は→こちら】
【パワーストーンの原理と運気のメカニズム】
水晶工房の商品価格の根拠
相性の良いパワーストーンの見つけ方
パワーストーンを選ぶときに「石との相性」が重要と言われることがあります。例えば見た目は同じ水晶でも、相性の合う水晶と相性の合わない水晶があるという説です。 しかし本来は「石との相性」というのは存在しません。例えば水晶であればどの水晶を選んでも必ず心身に馴染んで、波動がシンクロします。 商品を手にするまでに様々な人の手に触れていますので、実はその触れた人の「気」によって相性の良し悪しが発生してしまいます。 そこで水晶工房では、不特定多数の人が触れる店舗販売をやめて、通販専門とすることで商品に触れる人の数をできるだけ減らすことが可能となりました。 (もちろん展示品や返品商品を商品とすることはございません。) 実際にたくさんの商品を手にとって選べないデメリットがありますが、純粋無垢なパワーストーンが届きますので、石との相性を気にせず、あなただけのパートナーとして受け入れて下さい。

※ブレスレット・ネックレス・置物・・・ どんな形を選んだらいいの?
【3つのタイプの違いについて】

【あなたにぴったりのパワーストーンの選び方(62項目の具体事例から検索)】
【パワーストーン意味辞典(水晶工房が厳選したお勧め25種)】

「石との相性」を気にするよりも、石を選ぶ際の「組み合わせ」のほうをもっと気にするべきです。 欲張っていろいろな種類の石を身につけるのは逆に非効率なんです。石同士には相性の良い悪いは存在しないのですが、使う人間が消化不良になってしまうからです。 例えば恋愛系の石と金運系の石を1つのブレスレットに混在させても、心身が石の信号をきちんと読みきれないんです。欲張りは禁物です。 ブレスレットやネックレスの場合には波動の類似した石を組み合わせるようにして、最も高めたい運気の石を使うようにして下さい。そして、どうしても高めたい運気が多岐にわたる場合は、それぞれの運気の石を時間帯によって付け替えされるほうが効果的です。

【石の相性表(お勧めの組み合わせ一覧)】
生年月日や名前、誕生石で石を選ばない理由
パワーストーンを選ぶ際に、生年月日や名前、誕生石などを元に店舗側でアレンジをするケースが増えています。プロの知識を使ってコーディネートをしたという理由で付加価値をつけやすい(価格を高くしやすい)手法ですが、当店ではその方法で石をセレクトすることをお勧めしていません。石を選ぶときに最も重要な要素は何といっても「目的や願望」です。どのような目標、どのような夢に向かって石の力を活用したいのかが最重要ポイントであり、石それぞれがもつ「象意」が最優先されなければなりません。(特に誕生石というのは西洋の宝石店が購買を促進するために考えた、言わば「キャンペーン」のようなものです。)生年月日や名前、誕生石などで選んでしまうと、例えば恋愛の運気を上げる必要が全くない人にインカローズが使われてしまったり、6歳の子供に健康・長寿のアメジストが使われたりといったことになります。人に選んでもらうと確かに安心するかもしれませんが、パワーストーン選びは受動的な姿勢ではなく、目標に合わせて自分で決定することが大切です。(本来は廃品となるような石を、珍しい石という扱いにして使うケースもあるんですよ。聞いたことがない珍しい石=秘伝の石 とは言えませんので要注意です。)
10ミリ玉以上のサイズをお勧めする理由
テレビで見るスポーツ選手や芸能人、スピリチュアルカウンセラーの多くは10ミリ玉以上の大きなブレスレットを身に着けていますね。その理由をご存知でしょうか。 ファッションアクセサリーを扱うショップでは比較的仕入値の安い6〜8ミリ玉のブレスレットが主流となっており、カラフルにたくさんの石をコーディネートしていますが、 パワーストーンが本来もっている様々な能力を引き出す場合には10ミリ玉以上の石を使うことが一般的だからです。 パワーストーンはアチューンメントという作業によって使う人の気を伝える必要があります。 その際に「波動」という目に見えない物質が石の中に蓄積されるのですが、ある一定のサイズ・重さの石ではないと、この波動の蓄積が充分にされないといわれており、 古い文献やスピリチュアルカウンセラーの見解では10ミリ玉以上(一部のパワーの強い石は8ミリ玉以上)のサイズが必要といわれていることから当社もその見解に合わせてサイズを規定しております。 (実は6ミリ玉は10ミリ玉の4分の1の重さ、8ミリ玉は10ミリ玉の2分の1の重さしかないんですよ。) ファッション重視のときには小さいサイズ、パワー重視のときには大きいサイズと使い分けるのもいいですね。

※ブレスレットの腕サイズや玉の大きさが不安な方、装着感を確かめてみたい方は「サンプル貸し出しサービス」をご利用下さい。
【ブレスレットサンプル貸し出しサービスのご案内】
カラフルでたくさんの種類の石を使わない理由
テレビで見るスポーツ選手や芸能人、スピリチュアルカウンセラーの多くはカラフルにいろいろな石を混在したブレスレットやネックレスよりも、石の種類の少ないシンプルなブレスレットやネックレスを使っているケースが多いです。 色が単調だとファッション性は劣りますが、やはりしっかりとパワーストーンと向き合うためにはいろいろな石を欲張って付けることはおすすめできません。 最低限必要な種類と量の石を末永く愛用することが、本来の魅力を引き出す秘訣です。何種類かのパワーストーンを持っている場合には、例えば週末や夜間は癒し系のパワーストーン、平日や日中は活力系のパワーストーンといったように「付け替え」をされると良いでしょう。 石の相性表で良い組み合わせの場合は使う石の種類が多くなっても問題ありませんが、相性表で△になっている場合は注意が必要です。

【石の相性表(お勧めの組み合わせ一覧)】
取扱う石の種類を絞っている理由
他のパワーストーンショップと比べて水晶工房は石の種類が少ないと思われた方も多いと思います。もちろん当店は石の専門店ですので、地球上のほとんどの石を輸入することができます。 商業的には石の種類を増やせば売上げも上がるのは明白ですが、当店は売上げよりも本当に安心して使って頂ける石だけを厳選して販売する方針としております。(効果が薄かったり、副作用の報告がある石はリストから外しています。) 最近のパワーストーンショップの傾向としまして、購買を促進させるために相性や効果に関係なく様々な石を組み合わせてお勧めすることが多く、特にリピーターをつくるために、常に新しい石・珍しい石を紹介をする傾向が強いようです。 (昔は完全に捨てていた石に、カッコいい名前をつけて販売をしているケースが後を絶ちません。) しかしパワーストーンはご自身が一番高めたい運気に合った石に絞ってを集中的に使ったほうが開運体質は早く構築できます。そのため300種類以上存在する鉱物すべてを販売するのではなく、効果的な30種類以下の厳選した石だけに絞ってご紹介をしています。
国産の水晶が流通しなくなった理由
かつては日本国内でも一部のパワーストーンは採掘が可能で、特に「山梨県」は高品質の水晶が採掘できることで有名でした。しかし明治時代をピークに掘り尽くされた結果、現在は鉱脈が枯渇して採掘されておりません。 (ただし山梨県は輸入した水晶を使った工芸文化だけは盛んで、高い技術をもっています)現在、日本に流通している水晶は中国産、ブラジル産がほとんどで結晶構造が最も大きく安定しているのはブラジル産と言われています。 (ヒマラヤ産と記載した水晶が出回っていますが、ヒマラヤという国はありませんので、実際には中国産が大半で、僅かにネパール産となります。) 尚、パワーストーンの中でも翡翠(ひすい)についてはまだ糸魚川などで採掘されており、世界的にも高い評価を得ています。
天然水晶なのにパワーストーンではない石が大量に出回っている?!
要注意!「天然水晶」と書いてあってもパワーストーンではない石が大量に出回っています 「天然石」とか「本水晶」と書いてあると安心してしまいますが、実はここに大きな落とし穴があります。 当店が各種の天然石を輸入し始めた23年前はまだ「完全な天然石」か「単なるガラス玉」の2種しかありませんでした。 「単なるガラス玉」は紛れもなく偽物ですね。さすがに最近はこれが一般ショップに流通することはなくなりました。 しかしここ数年、中国の技術向上とともに「素材は天然だが人工的に再加工をした石」が大量に出回っています。 これは石の素材自体は天然石なんです。しかし品質の悪い石を溶かして、不純物をすべて取り除いて、残った純粋な部分だけを再度固めて綺麗な石を再形成した「溶練石」や、色の薄い天然石に着色をした「着色石」です。 使われている素材は紛れもなく天然石ですから「天然石」と謳っても違法ではありません。 この「溶練石」を使ったほうが安定して同じ品質の製品ができますし、特にデパートやテレビショッピングなど大量受注に対応をするためには、すべての製品について品質が一定でなければなりません。 しかし、掘り出してそのままカットをしただけの「完全天然石」と比べると結晶構造も崩れてしまっており、「波動」という観点からパワーストーンではなくなっています。 溶練石は様々な加工(多面体や動物をモチーフにしたカット)もしやすいですが、パワーストーンとして大切なパートナーにされるのであれば「完全天然石」をお勧め致します。(当店が「完全天然石」のみを扱う理由でもあります。)
Q&A集

パワーストーンについてよくご質問を頂く事項を「Q&A集」にまとめました。もしも不明な点がございましたら、こちらを参考にされて下さい。

人それぞれパワーストーンを探す目的や過去の経緯が異なるため、その人に最も合ったパワーストーンショップを選ぶことが大切です。
中には悪徳な販売をしているケースもありますが、法整備がされた現在は実店舗・インターネットショップを問わず良いお店はたくさん存在します。 水晶工房も独自のコンセプトをもったショップの1つと自負していますが、当店以外にも素敵なコンセプトをもったお店は数多くありますので、ぜひ自分の目的に合ったお店を探しましょう。
ただし、店によって生じる価格差・品質差についてはなかなか解かりにくい部分だと思います。お店を選ぶ1つの指標として、「価格差・品質差が生まれる理由」について、専門家の意見を踏まえたコラムを紹介させて頂きます。

#1 共通の疑問

天然石・パワーストーンショップの選び方

天然石のもつ様々な潜在能力が世界的に注目されているだけに、取り扱うショップの数もここ2〜3年で急激に増えてきました。消費者としてどのような基準で店舗選びをすれば良いのでしょうか。 価格差と品質差が発生する理由についてはパワーストーンを購入される人の多くが疑問に思うことですが、店舗側は説明をしてくれない一番見えにくい部分と言えます。

パワーストーンの「店舗間価格差」が生じる理由はいくつかあります。消費者としてはある程度、天然石の流通事情を理解した上で判断をされると良いでしょう。
以下、詳しくその実態を説明してまいります。

○店舗間の価格差を研究する前に・・・
ブレスレットの場合、実は6mm玉というのは10mm玉の4分の1の質量しかありません。8mm玉でも10mm玉の2分の1の質量です。 つまり10mm玉の4分の1、あるいは半分の石しか使われていないんです。当然、仕入値もそれぞれ4分に1以下、半分以下ですが、6mm玉や8mm玉を中心に扱っている店舗は、それらの小さい石の価格を高めに設定する傾向があります。店舗間の比較をされる前に、石のサイズと質量の違いについてはしっかりと押さえておきましょう。

では店舗ごとの違いについて次の項から勉強していきましょう。

#2 運営コスト

【運営コストの違い】

これはすべての産業に言えることですが商品の価格は運営コストがそのまま反映されます。 天然石も宝石の一種として扱われますので、店のディスプレイや人件費にコストをかけざるを得ません。 例えば都内の商業地や商業ビルに店舗を構えた場合、もともと天然石は店舗スペースと多大なバックヤードを必要とする業種ですから、一等地であれば月間50〜200万円ほどの賃料が発生していることは容易に想像できるでしょう。

その上、人件費や宣伝費、光熱費、通信費、倉庫管理費・・・など天然石の仕入以外にかかる費用はかなりの額に上ります。 そのためすべてのショップが当てはまるわけではありませんが、基本的には一等地や観光地の方が商品価格を高く設定せざるを得ないという実情がございます。
もちろん薄利多売が成立している店舗は運営が成り立ちますので、それなりに売れていて、過剰に人件費を掛けていない店舗であれば安い価格設定も可能となります。 立地・売れ行き・スタッフの数が大きな判断基準と言えるでしょう。

#3 店舗形態

【通販ショップと実店舗販売の格差】

一方、インターネット通販専門ショップは上記のような運営コストは比較的低く抑えられます。 日本の産業で最もコスト比率の高い人件費と賃借料(2大コスト)が大きく削減できるのですからその点は有利と言えるでしょう。 しかし、通販専門ショップは実店舗のような「通行人」がいませんから、ホームページの宣伝に費用をかけなければなりません。 ホームページによる販売は店舗と比べて運営コストがかからない一方で参入がしやすいため競争が激しいですから、目立つところにホームページへの誘導口を作らなければならず、その仕掛けにはそれなりのコストがかかります。 もちろん宣伝費は販売数に比例していますので、「宣伝をしている店=販売数が多い店」という法則も当てはまりますが、参入業者が増えて宣伝費の方が超過傾向になった場合にはその分が商品コストに上乗せされるという傾向があります。 過剰な宣伝をしているショップはその分価格が高く設定されていると考えて良いでしょう。

#4 通信販売店

【通販ショップにおける天然石の価格差】

本題の「天然石の価格差」に話を戻しますと、通販ショップの場合には店舗ショップのようには運営コストの差が見えにくいため、ある程度年数が経った、いわば「老舗」店舗の方が無難といえるかもしれません。宣伝コストをかけて一時的には売上げが上がるかもしれませんが、経済学的見地からしますと、いずれ産業は適正な価格・適正な宣伝費に収斂(しゅうれん)される傾向にあるためです。

価格設定を高くしている店舗、また低く設定し過ぎている店舗は、それぞれ宣伝費や管理費の掛け方が異なりますから相対比較はできませんが、重要なのは「その価格設定で長い年月運営を維持ができているか」という点となります。 インターネットの世界で老舗と言っても、インターネット通販自体が歴史の浅い媒体であるため創業30年、50年という店舗を探すことはできませんが、長く営業をしているショップはそれだけ価格や宣伝費が適正価格に落ち着いてきていると判断することができます。

また運営体力がない店舗は廃業をする可能性もありますからサポート体制という意味合いでは老舗店舗の方が安心感があります。 尚、ネットショップと店舗ショップの両方で販売をしているショップは、店舗ショップの価格設定に依存しやすい傾向がありますので注意が必要です。

#5 仕入先

【仕入先の選定の違い】

運営形態(店舗・通販)以外の「天然石の価格差を生じさせる要因」は「仕入」に関連する環境の違いが大きいと言えます。 ショップが契約をしている「仕入先(仕入業者・卸業者)」には得意としている石と不得意としている石があり、不得意としている石は仕入価格が高くなる傾向があります。 パワーストーンは種類によって産地が異なりますので、本来は仕入先を複数ルート持たなければ効率的な仕入はできません。 しかし少しの量で数多くの仕入契約をすることは難しいため、非効率ではあっても総合的に仕入価格が安い仕入先と契約をせざるを得ないのです。

現地で買い付けをしてコストを抑える会社もありますが、すべてのパワーストーンを現地調達しますと10カ国以上も旅行?しなければなりません。 (もちろん旅費はコストに反映されます。)そのため全体的に高めに価格設定しているショップでも、ある商品だけは割安ということもあり得ます。 もちろん宣伝用の目玉商材としている場合もありますが、たまたま仕入先が得意としている石だったため、安く価格設定できたというケースもあるのです。

#6 仕入量

【仕入量の違い】

やはり産業全般に言えることですが、大量に仕入れることで単価コストは安く抑えられます。 そのためある程度売れているお店で購入する方が安く手に入れることができるということになります。 ただし、仕入量の多いショップであってもすべての種類のパワーストーンを大量に仕入れているわけではありません。 やはり売れ筋商品は多く仕入れますが、マイナーなパワーストーンは少量の仕入となりますので単価も高くなります。 また大量仕入をしている大きなショップだからといっても、宣伝費や人件費、店や倉庫の賃料等に経費がかかっているところは必ずしも商品価格が安いわけではありません。一般的には、取り扱う石の種類が多ければ多いほど経費がかかるため全体的な価格設定が高くなる傾向があります。一部のマニア用に用意したマイナーなパワーストーンをたくさん取り扱っているショップはその傾向が強いと言えます。

#7 品質

【日本人の品質への過剰反応】

実はこれが最もパワーストーンショップを悩ませている価格高騰の要因と言えます。パワーストーンはご存知のとおり「天然石」です。 長い年月をかけて自然が作り出した奇跡の産物とも言えるでしょう。しかし天然であるが故に様々な模様や内包物があります。 むしろ、無い方が不自然と言ってもいいかもしれません。欧米では石がもつ1つ1つの特徴を前向きに受け入れ、愛する姿勢ができあがっています。 手元に届いた石、たまたま手に取った石を「ようこそ!」と受け入れ、石への感謝の気持ちを強くもっています。

「小さな傷がある石だけど、私があなたを心込めて育ててあげるから安心してね。」とか、「傷がある石だから買われずに売れ残ってしまう可能性があるわ。あなたを見かけたのも何かの縁だから私の家へいらっしゃい。」といった感情をもつ人が多いのです。やはり宗教的な考え方の違いもあるでしょう。 ボランティアやハンディキャップへの気持ちの持ち方などがすすんでいますし、「受け入れる」ことに対して寛容な気がします。

#8 過敏な日本人

【物に敏感な日本人】

一方、日本人は小さな傷や僅かな汚れでも見逃しません。ちょっとでも欠陥があると一転して価値を見出さない傾向があります。 そのため内包物のない100%クリアな天然石ではないとすぐに返品やクレームが発生してしまうため、ショップ側は僅かな傷にも神経質になります。 とにかく日本人は他の人と比べて劣った条件を受け入れることを強く拒絶する民族だと言われています。 傷のない石を買った人が1人でもいる以上、自分も同じ条件ではないと受け入れません。

当然ショップ側は管理方法や梱包に気を使うだけでなく相応のコストをかけなければなりません。そもそも仕入の段階で世界一品質を要求するのは日本の業者です。 もともと品質へのこだわりが少ない仕入元は、「まったく日本人はクレージーだ・・・」と言っているかどうかわかりませんが、取扱業者の理解を超えた要求を受けているため、価格を高くして何とか対応をしようとします。できないことをさせようとすると想定以上のコストがかかってしまうのです。 逆に、最初にたくさんの量を仕入れてその中で商品として使うことのできる石をピックアップするという工程を組んでいる卸業者やショップもたくさんあります。 しかし、欠損率(全体の中で使用できない商品の確率)が非常に高く、在庫の保管費用を含めてやはりコストが商品に反映されてしまいます。 また、天然石は偽物の方が本物らしく見えるものです。現に日本では数多くの「偽物パワーストーン」が流通しており、本物よりもずっと売れています。

ただし偽物だから安く仕入れているかと言いますと実はそうではなく、需要に合わせて取引価格が上がっているため、「高い=本物」というわけではありません。 (そもそも本物か偽物かの判断ができない業者が多いのも事実です。)もちろん「安い=偽物」ということも必ずしも言えません。 しかし、充実したクレーム・返品対応、アフターフォローなどにコストをかけているショップはそれだけ商品価格が高く設定されます。 安いからといって対応が不十分というわけではありませんが、「粗悪品でもまずは売ってみて、そのままクレームがなければラッキー」という考えのところもあるでしょう。 このような消費者ニーズへの対応方法によって価格差が生じているということになります。

#9 付加価値と価格差

【付加価値におる価格差】

天然石は品質によって仕入価格が大きく異なるため、品質が良ければ良いほど価格はそれに比例して高騰していきます。 しかし、品質に特に敏感な日本のマーケットでは、高品質であることを付加価値にして価格を高めに設定するケースもございます。 天然石はダイヤモンドのような世界共通の品質基準がないため、AAAやAAAAなどAをいくつもつけて高品質を表現する例がありますが、実際、採掘地ではAA以上の品質表記はしていない事実を見ますと、基準がかなり曖昧となっております。

また天然石はパワーストーンとしてまだまだ解明されていない秘めた能力が隠されているだけに、その「パワー」を過剰に付加価値としている例も見受けられます。 例えば「パワーを入れた天然石」や「波動を整えた天然石」という表記がその例となります。 もちろん天然石の潜在能力については否定しませんが、本来、天然石は純粋無垢な状態で手に入れて愛用者本人が育てていくもの、あるいは家系を絶やさないために代々受け継がれるものとして使われてきました。他人の使った宝石で不幸を招いたという例もあることから、他人の手(意)を加えた天然石が本来の姿かどうかは疑問が残るところです。もちろん、「パワー」という付加価値も購入判断の基準ではありますが、やはり法外な価格設定をしているものは疑ってみる必要はあると思います。

#10 店舗と通販

【店舗と通販の違い】

「パワー」の話になりましたので「相性」についても触れましょう。 よく「パワーストーンは相性があるから、触って確かめたほうが良い」という話を聞きますが、不特定多数の人が触って、人の多い中でディスプレイしている状態と、人に触れる回数が少ない通販店舗の管理状態を比較しますと、「天然石=人の気を吸収しやすい物質」であればなおさら、後者のリスクが少ないと考えられます。 霊感の強い人であれば、雑踏の中で気持ちを落ち着けて自分に合ったパワーストーンを見つけることができるかもしれませんが、ほとんどの人が大勢の人のいる中で短時間でパワーストーンとシンクロすることは難しいですから、総合的に判断をしますとそもそも人の影響を受けにくい「通販ショップ」の方が低リスクと考えられます。ただし販売数が少ない店舗では在庫の保管期間が長いケースも考えられ、サポート体制が不十分なショップの場合には返品商品が多く発生するケースも考えられます。それらを踏まえて総合的に判断をされると良いでしょう。

#11 まとめ

【判断の基準】

卵や牛乳のように全国でほぼ価格の決まった商品と違って、天然石・パワーストーンは消費者の手元に届くまでに様々な「価格差を生じさせやすい要因」があることがわかりました。そのため、天然石の価格に絶対値を付けられないため、高いショップ・安いショップそれぞれ、その価格を設定している適性理由があるかどうか、で判断をせざるを得ません。
上記で触れました、

① 店舗の運営費の差
② 仕入方法の差
③ サポート体制の差

を基準にして、それぞれ店舗の値頃感を感じ取らなければなりません。
実店舗から買いたいという場合には、店舗運営費をきちんと反映させた適正な価格設定になっていることを確認する必要があり、、通販で買いたいという場合には宣伝方法(宣伝費の使い方)をきちんと反映させた適正な価格設定になっていることが条件となります。

当然同じものを安く買いたいという場合には、それらのコストを過剰にかけていないショップを選ぶことが重要でしょう。 天然石・パワーストーンのように価格差が大きい商品を購入するときは、「消費者としての特殊な目」で見渡す力をぜひとも身に着けてほしいと思います。

パワーストーンショップを選ぶ12のポイント

あまり具体的に述べますと特定の店舗の宣伝をする記載となってしまいますので、最後に12のポイントだけ挙げたいと思います。

  1. 実店舗の場合は店舗コストや人件費に見合った商品価格の店を選ぶ(コスト面では通販ショップより不利であるため、常に混雑している老舗店舗を選ぶ方が○)
  2. 通販ショップの場合、経営年数が短い店舗、過剰な宣伝をしている店舗は注意が必要。(価格の安すぎる店舗は偽物や倒産品・質流れ品の可能性もあり)
  3. 「客数の少ない実店舗」と「宣伝・露出が少ない通販ショップ」も在庫管理・サポート体制で不安があるため避ける(返品商品の再利用をしているケースもあり)
  4. 得意な仕入商品をアピールし、店舗の特徴をしっかりと示している店舗を選ぶ(「何でも得意」は要注意)
  5. 商品の種類が多すぎる店舗は在庫管理に不安がないかきちんとチェック
    (ニーズ対応・仕入力のアピールのため希少な石を展示している店舗は他の商品にコストが上乗せされる可能性あり)
  6. 天然石やパワーストーンの専門店を選ぶ(雑貨や他のサービスに便乗をしていないかチェック。仕入力に不安があり専門家がいない場合がある)
  7. 修理サポートの体制がしっかりと取れている店舗を選ぶ
    (修理を受け付けない店舗は論外だが、何年も無料サポートをしたり、長期間クーリングオフをするケースも店舗運営上不自然)
  8. ブレスレットの場合、6mm玉は10mm玉の4分の1の質量しかなく、8mm玉は10mm玉の2分の1の質量しかありません。仕入値もそれぞれ4分の1以下、2分の1以下ですが、価格は割高に設定されていることが多いので注意が必要。(日本のパワーストーンショップは小さい玉を扱って高く価格設定をする傾向があります)
  9. 人の心理に付け込んだ非科学的な付加価値を強調している店舗に注意
    (パワー注入や占いでセレクトなどの付加価値を売りにしている場合はきちんと利用者の声を確認)
  10. デザイン性やアクセサリー色を強くすればするほど作業料が反映されて価格は高く設定されやすい。(パワーストーンの役割に合った形状のものを選ぶ)
  11. ネーミングに惑わされないこと(ネーミング1つで商品のイメージは変わります。高級感を出して価格を高く設定するケースもあるので注意)
    またグレードや品質を必要以上にアピールする店舗も注意(パワーストーンは天然のそのままの姿が一番が原点。見た目を美しくするために人の手が加わっていることを忘れない)
  12. 「運気が上がります」という記載には注意。パワーストーンは運気を上げるアイテムであることは確かですが、身に着けて何もせず棚ボタ式に良いことが起こるわけではありません。
    きちんと「運気」と「パワーストーン」との関係について説明をしているサイトを選ぶこと

    ※具体的なパワーストーンの選び方についてはこちら
    「なぜ?」を解決! - パワーストーンの選び方
補記

「人工で作りやすいパワーストーン」

コラムで触れたとおり汚れのない輝く色彩と光沢の天然石が好まれる日本市場では、人工のパワーストーンが流出する条件が特に揃っています。 技術の進歩とともに特殊な機材を使わないと天然・人工の判別ができないだけに、信用ある店で購入をしなければなりません。 以下、個人では判別がしにくいパワーストーンについて紹介致します。

●ラピスラズリ・・・マグネサイトやハウライトに着色をしてラピスラズリと似た天然石を作り出すことができます。 またラピスラズリ自体、染料が染み込みやすい性質であるため色彩で品質を判断するのは難しいと言えます。

●ブラックオニキス・・・天然のオニキスは灰色をしているため硫酸で科学反応を起こして黒くします。99.9%のブラックオニキスはこの方法で流通しています。

●シトリン(黄水晶)・・・低品質のアメジストを熱処理および放射線照射することで、黄色に変色し、天然シトリンと見分けがつかない状態をつくることができます。 天然の黄色は特定の条件が揃って初めて出る色彩であるため、採掘量はそれほど多くありません。

●レッドタイガーアイ(赤虎目石)・・・本来の黄色タイガーアイを酸化させ、さらに熱処理することでレッドタイガーアイを作り出します。 ブルータイガーアイは天然のものが多いですが、染料で着色されるケースもあります。

●スモーキークォーツ(煙水晶)・・・透明水晶にガンマ線を放射して着色します。 完全天然のスモーキークォーツは極めて産出量が少ないため滅多に流通していません。

●黒ルチル・・・ルチルの色彩変化であるケースは稀で、ルチル鉱ではなく、トルマリンの繊維が混入したものがほとんどです。 また緑ルチルも同様。金ルチルは天然のものが多いが、あまりにも周囲の水晶が透明で、ピカピカの金針が入っている場合は人工の可能性もあります。

●水晶・・・「天然水晶」とか「本水晶」と書いてあると安心してしまいますが、実はここに大きな落とし穴があります。当店が水晶を始めとした各種の天然石を輸入し始めた23年前はまだ「完全天然の水晶」か「単なるガラス玉」の2種しかありませんでした。「単なるガラス玉」は紛れもなく偽物ですね。さすがに最近はこれが一般ショップに流通することはなくなりました。しかし、ここ数年、中国の技術向上とともに、「素材は天然だが人工的に再加工をした水晶」が大量に出回っています。これは石の素材自体は水晶(石英)なんです。しかし品質の悪い石英を溶かして、不純物をすべて取り除いて、残った純粋な石英部分だけを再度固めて綺麗な透明な水晶を再形成します。言わば「溶練水晶」というものです。しかし、使われている素材は紛れもなく水晶ですから「天然」と謳っても違法ではありません。この「溶練水晶」を使ったほうが安定して同じ品質の水晶製品ができますし、特にデパートやテレビショッピングなど大量受注に対応をするためには、すべての水晶製品について品質が一定でなければなりません。しかし、掘り出してそのままカットをしただけの「完全天然水晶」と比べると結晶構造も崩れてしまっており、「波動」という観点からパワーストーンではなくなっています。(単なる水晶素材の石となります。)溶練水晶は様々な加工(多面体や動物をモチーフにしたカット)もしやすいですが、パワーストーンとして大切なパートナーにされるのであれば「完全天然の水晶」をお勧め致します。(当店が「完全天然の水晶」のみを扱う理由でもあります。)
その他、樹脂を注入してヒビを消したり、染料で着色されるケースはありますが、天然石としての様々な効果に変化がない例がほとんどです。

当店は1998年の創業から、お蔭様で延べ 100,000人以上の方にご利用頂きました。これからもより良い商品と有益な情報ををお届けします。


店長の前田美香です。
商品は東京からお届けします。

人工加工や着色・溶練再構築をしていない【完全天然石】を人の手に触れていない【純粋無垢】な状態でお届けします。 通販だからこそできる安心品質です!

ご注文・お問い合わせ

お問合せ先一覧

ご注文やご質問はお電話でも結構です。石の選び方については様々な資料を元に分析した回答を致しますのでメールのほうがより詳しい回答が可能です。
(メールの場合には必ず題名とお名前を記載して下さい。)
大切な買物ですから後悔しないためにも、私たちスタッフが丁寧にお答えします。

※メールでのお問い合わせは12時間以内に返答を致します。
お気軽にお問い合わせ下さい。
(ただし営業時間外の場合は翌営業日の対応となります。)

パワーストーンは決してたくさんを持つ必要はないんです。
少量を末永く愛用して頂き「眠った才能」「本来の運気」を引き出してほしいと願っています。
(担当:佐々木/竹内/前田)

水晶工房ポリシー

水晶工房では一般に出回っている溶練水晶や人工着色の天然石は一切使っておりません。
パワーストーンは一生のパートナーとなりますから高品質で結晶構造の安定したものをお選び頂き、天然石のもつ魅力を最大限に引き出して頂きたいと心から願っております。

商品の梱包について

オリジナルギフトパックにて発送を致しますので、プレゼントにも最適!
梱包はヤマト運輸の梱包材を使用し、発送元は「株式会社アイランド・アベニュー」、商品名は「インテリア用品」として発送致します。
(パワーストーンという記載はございませんが、その他、発送に関するご要望がございましたら、注文の際にご用命下さい。)
プレゼント用特別梱包は→こちら

水晶の鑑別方法について

すべての天然石が完全天然であることを証明するために、荷揚げの度に定期的に鑑別作業を依頼しております。
依頼先は天然か人工かを正確に鑑別することのできる専門機関である「中央宝石研究所」にご協力頂いております。

 
手数料・送料について

水晶工房では代引き手数料・クレジットカード手数料は弊社にて負担を致します。
また送料700円については合計金額10,000円以上のご注文の際に無料とさせて頂いております。

商品の購入方法について

注文フォームかFAXにて承っております。ご質問があれば気軽にメールにてお問合わせ下さい。
商品代引き・クレジットカード・事前銀行振込・事前現金書留の4つからお選び頂けます。
詳細はこちら

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